空間へのこだわり
暮らしを理解することから、すべてが始まる
私たちは、「かっこいい家」や「流行の間取り」をつくる会社ではありません。20年後、30年後に「この家で良かった」と静かに思える空間をつくること。それが、山崎ハウジングの設計です。派手さはありません。けれど、暮らしを深く考え抜いた“理由のある空間”があります。
設計哲学 ― 7つの軸
1. 暮らしを理解することから、すべてが始まる

私たちは、初回打合せで間取りを出しません。それは「まだ分かっていない暮らし」を、分かったつもりで形にすることをしないためです。日常の習慣、休日の過ごし方、雪の季節の動線、収納の悩み、将来の変化。図面より先に、暮らしの輪郭を共有します。家づくりは、対話の深さで決まると考えているからです。
2. 上越の風土に、真正面から向き合う

豪雪、湿度、寒暖差。全国共通の「標準住宅」では、この地での快適さは成立しません。雪の寄せ場、除雪動線、日射取得、通風。私たちは経験とデータをもとに、この土地でしか成立しない答えを設計します。それは目立たない工夫ですが、暮らしの質を大きく左右します。
3. 素材は、10年後の表情で選ぶ

床や手摺に無垢材を使うのは、今の美しさより「時間を重ねた美しさ」を大切にしているから。外壁は、雪と雨に強い金属サイディングを基本に、木は“守れる場所”だけに使います。流行ではなく、手入れしながら使い続けられる素材を選びます。
4. 設計と施工の距離を、限りなくゼロに

大工経験を持つ一級建築士が、設計から現場まで一貫して関わります。図面で終わらせない。現場で納まりを確認し、必要ならその場で調整する。この距離の近さが、「図面以上の仕上がり」を生みます。
5. 片付く家は、暮らしが整う

家は、住み始めてからが本番です。私たちは必ず、使う場所のすぐそばにしまえる収納を設計します。雪国特有の持ち物、季節ごとの入れ替え。動線と収納は、切り離せません。
6. 普遍的で、静かな美しさ

流行は追いません。整ったプロポーションと、素材の陰影。10年後も古くならない、主張しすぎない美しさを大切にします。
7. つくる時間も、家族の記憶になる

家づくりは、完成だけが価値ではありません。一緒に決めた時間、現場で迷った瞬間。それらすべてが、住まいへの愛着になります。
家は「住むための器」ではなく、人生を支える空間だと、私たちは考えています。