素材へのこだわり
触れるものは、“本物”であるべきだと考えています

家は、眺めるものではなく、毎日、何度も、無意識に触れ続ける場所です。床に足を下ろす。階段で手すりに手を添える。窓辺に寄りかかり、光を感じる。そうした何気ない動作の積み重ねが、暮らしの心地よさをつくっていきます。だから私たちは、人の体が直接触れ続ける場所にこそ、素材の質が現れると考えています。

すべてを無垢にすれば良いとは、考えていません。
山崎ハウジングでは、
• 無垢フローリング
• 無垢の手すり
• 木のカウンター
など、触れる頻度が高く、暮らしの質に直結する部分に、無垢材を選んでいます。一方で、見た目のためだけに素材を使うことはありません。流行やイメージで選ぶこともしません。素材は、「たくさん使うこと」よりも、「どこに使うか」を見極めることが重要だからです。これは、現場を知る一級建築士として、そして自社大工と日々向き合う立場だからこそたどり着いた考え方です。
無垢材がもたらすのは、見た目以上の価値です。
無垢の床には、冬の朝、足裏に伝わるやわらかさがあります。冷たさを和らげ、一日の始まりを静かに受け止めてくれる感覚。手すりには、子どもの小さな手が、いつの間にか大きくなっていくことを自然と感じさせる温度があります。それは、数値では測れないけれど、確かに暮らしの質を左右するものです。
傷も、変化も、家族の時間として刻まれていく。
無垢材は、完璧な状態を保ち続ける素材ではありません。小さなキズがつくこともあります。色合いが変わっていくこともあります。けれど私たちは、それを「劣化」だとは考えていません。それは、この家で過ごした時間が刻まれた証。素材は、家族の時間を受け止め、記憶を蓄えていく“器”だと考えています。本物の素材だからこそ、傷も味わいとなり、何十年経っても飽きのこない家になります。
この地域で、長く暮らすための素材選び。
雪があり、冬が長いこの地域では、住まいの快適さは、日々の小さな感覚の積み重ねで決まります。一時的な流行や、その場しのぎの選択では、長い時間をともにする家にはなりません。だから私たちは、今だけでなく、10年後、20年後の暮らしを見据えて素材を選びます。派手さはなくても、静かに、確かに、暮らしに寄り添い続けるものを。
素材は、設計思想そのものです。
山崎ハウジングの素材選びには、明確な基準があります。それは、「きれいに見えるか」ではなく、「暮らしにとって意味があるか」。設計と施工を分けない私たちだからこそ、素材は“カタログ”ではなく、現場と暮らしの延長線上で選びます。触れたときに、住み始めてから、そして何十年後に振り返ったときに。「この家でよかった」と、静かに実感できる素材を。
ここまでが「素材の話」であり、「私たちの姿勢」です。
このページを読んで、
• 価値観に共感できた方
•安易な選択をしない家づくりに安心を感じた方
であれば、きっと私たちの家づくりは合うはずです。